採用面接での注意点

2026年も早くも2週間が経過しようとしています。時間の経過というものは本当に早いものだ、と改めて認識する毎日です。

今回は採用面接を行う際の注意点について述べさせていただきます。

厚生労働省は2025年12月25日、ハローワーク墨田で職員が架空の求職者を登録し、本人になりすまして面接を受け、就職件数を計上していた不適切事案を受け、全国調査結果と再発防止策を公表しました。事案では9社の13件の求人に応募し、4件の就職件数を計上していたとされています。
調査の結果、全国のハローワーク(544所)では同種の事案は把握されなかった一方、背景として「個人単位の数値目標」運用が論点となり、厚労省は公務員倫理の徹底と、数値達成ではなく業務改善につながる適正な目標設定・面談・必要に応じた見直しを指示するとしています。

企業にとってハローワークは無料で使いやすい採用媒体ですが、仮に一件でもこのような「なりすまし面接」が混じると、現場の面接準備・担当者の拘束時間が無駄となり、応募書類や社内情報の取り扱いにも不安が残ります。例えば従業員20名の町工場が繁忙期に1名募集し、半日かけて面接対応したものの、後日「本人確認が取れない応募だった」と判明すれば、採用計画が遅れ、現場負担も増えかねません。

注意すべきポイント

  • 面接時に本人確認(連絡先電話番号への架電など)と、やり取りの記録を残す
  • 初期段階で社外秘情報(取引先・社員情報など)を開示しすぎない
  • 不審点があれば、求人を出したハローワークへ早めに相談・共有
  • 社内でもKPIを置く場合は、過度な個人ノルマ化を避け、面談で運用を点検
    ※本件は「全国で同種事案は把握されなかった」とされていますが、再発防止の運用状況などは今後更新される可能性があります。引き続き公表情報にご注意ください。

採用に関するトラブルやお悩み事があれば「みどり社会保険労務士事務所」までお気軽にご相談ください。

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